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■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■
▼輪姦モノというジャンル
【輪姦モノ】という聞き慣れないジャンル、一体どういうモノかというと。
1.作品全体が鬼畜な陵辱モノである
2.複数の男達による陵辱シーンをエロのメインとしている
という、たった二つの条件を満たしているゲームです。
しかし、実はこの条件を満たしているエロゲーは、幅広いニーズに答えている
この業界でも、意外と少なかったりします!
女の子はともかく、わさわさと群がる男達を描くのはあきらかに面倒ですし、
何より、輪姦モノはエロのバリエーションが少なくなりがちという根本的な問題
が、輪姦モノのエロゲーをクソゲー化・減少傾向にさせているのです。
では、輪姦モノ=クソゲーという図式に間違いはないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
厳しい環境でこそ、より優れた種族が生み出されるという進化の法則に従うか
のごとく、輪姦モノ業界の珠玉ともいえる名作シリーズが存在するのです。
この作品は、知る人ぞ知る輪姦モノ業界でも一部で“輪姦三巨頭”と呼ばれる
輪姦モノのシリーズのうちの一つ“傷モノシリーズ”の最初の作品になります。
ちなみに三巨頭の残り二つには、最近2も出たLiquidの『陵辱 ゲリラ狩り』
シリーズとrufの『教室』シリーズが数えられており、いずれも劣らぬ濃さで
その道の人にはたまらない逸品として語り継がれているのです。
輪姦モノのシチュエーション
さて、輪姦は犯罪です。
どれくらい犯罪かというと、女性側からの告訴の必要もなく、行為が立証
された時点で犯行に及んだ者の有罪が認められるぐらいの犯罪です。
なので、基本的にエロゲー業界とはいえ輪姦プレイなどをするような男キャラ
の命の重さは北斗の拳のザコぐらいの価値であり、割と高い確率でエンディング
までに皆殺しになったりします。
そんな危険な行為である以上、かなり特殊なシチュエーションを用意しないと
話が終わるまでに男キャラ全滅という危険もあるため、輪姦モノ業界でもエロの
シチュエーションには重きを置かねばなりません。
本作では、「アレな男子生徒達が銃器を手にテロを起こして学校を占拠」
というシチュエーションが用意されています。
そんなことやったら数時間で学園は警察に包囲された上で、狙撃班の出番に
なったりしそうですが、基本的に警察の介入はありませんッ!
それどころか銃器乱射して生徒をガンガン殺しまくりで、 ツッコミどころ
満載の展開ですが、気にしてはいけません!
別に目的があるわけでもなく、ただただ純粋にエロいことしたかったから
テロ行為に走ったとしか思えない悪役の男達の計画性の無さと頭の悪さには、
むしろ賞賛の言葉さえ送りたいッ!!
そんなワケで、細かいところは深く気にしないと心に言い聞かせましょう。
全ての疑問を捨てた時が、純粋にシチュエーションに酔える時なのです。
デスゲーム
さて、そんな暴力とエロスが支配する世界が「傷モノの学園」なのですが、
実はプレイヤーは陵辱する側ではなく、まもなな一般生徒です。
三人のメイン主人公が居て、それぞれプレイ終了時に新たなキャラクターの
視点からゲームを開始できるというシステムをとっています。
ですが、メインシナリオ的には、全員が一般生徒であり、特に男キャラは
女の子と違って速攻殺られる側だったりします。
選択肢が出るたびに、選択間違ったら死亡のデスゲームです。
もちろん何のヒントもないので、適当に選択するたびに「グシャア!」とか
「パァァン!」とか素敵な効果音と真っ赤な画面がプレゼントされます。
例えば、敵を前にして
1.【消火器で攻撃】
2.【体当たりする】
という選択が出たとき。
消火器で殴った方が強いよな、と1番を選択すると、主人公は消火器を大暴投。
プレイヤーが「Σ(‾□‾;)」って顔をしているうちに、消火器がスポーン
と外れて、速攻で主人公銃殺。
そんなステキな展開を見ていると、なんとなく死ぬのが楽しくなってくるから
不思議です。恐れずにガンガン死にまくりましょう。
三人のキャラクターが無事に一カ所に集まるシーンなど、そこにいたるまでの
死亡率があまりに高いためか、感動の涙が止まらなくなること請け合いです。
それはそうとシナリオは
今ひとつでした。
しっかり登場人物全員にエロシーンがあるのは好感度が沸きますが、まだまだ
キャラが少ないのとシナリオ力が弱いので減点です。
あと、当然エンディングでは陵辱していた男子生徒達は全滅します。。
主人公も陵辱している側に回れますが、その場合はバッドエンドです。
悪が滅ぶのはよいことなので、得点+1です。
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