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■■■簡単な紹介■■■
地下の巨大な人工地底都市ジパングを後に旅立ったレイラとシグマの2人は旅を続けていた。
レイラは光の翼を背に空を飛ぶ飛翔能力の術者、その内には高等僧侶の素質を秘める少女。
シグマ・ツーはジパングによって開発された白虎の顔を持つ屈強な強化人間である。
ファントムラヴィリンス、それは数年前・・・荒れ果て渇ききった不毛の地、
砂漠の真中に入る度迷路の形が変わる不思議な迷宮。
迷宮の奥からは時として貴重な秘宝が発見される事があるためその噂は各地へ知れ渡り、
世界中から一攫千金を夢見る冒険者たちが集まり、
何もなかった迷宮の入口にはやがて冒険者たちの街「デザートシティ」ができあがるほどだった。
悪の大魔王? いまのところ噂は聞かないが、これだけの財宝と冒険者が居る街だ・・・・
そのうち、現れるかもしれないが、聞いたことは無い。
迷宮の宝をもとめて一角千金を狙う者、どこかに封印され隠された未知の力を求めて邪悪な心を抱く者。
さまざまな欲望の中砂漠の町は栄えていきました。
しかし迷宮で発見される宝物は欲深い人間を誘き寄せるための罠・・・。
人々の「欲望」という力をエネルギーに変え、まるで生物のように姿・形を変えていたのです。
皇子の消息を追いシズマ教国へ向かう2人、だがその行く手を遮る広大な砂漠・・・。
敵と戦闘の最中、枯れ果てた底なしの流砂にレイラ達は飲み込まれてしまう。
地底で気が付くと身に着けていた自分の衣服や持ち物を無くしていることに気が付く。
そう、その場所は変化する不思議な地形のダンジョン「ファントムラヴィリンス」の中であった。
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