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  投稿エロゲー感想者*月影

 特別病棟(BISHOP/2004-08-27)

 エロゲーのジャンル 看護婦汁だく凌辱アドベンチャー  CD枚数  枚組
 エロゲー感想者の満足度
 CGのおおかな枚数  91枚(差し分含まず)
 夜のオカズ度
 エッチCGの割合  90%くらい
 エロゲーの属性
 (属性の説明)
エロ重視オカズゲー凌辱ゲーム  音声の有無  あり
 動画の有無  なし

  ■■■簡単な紹介■■■

<あらすじ>

 主人公は医大を卒業したばかりの研修医。
一般病棟での研修を終えた彼は、妖艶な女医:槙村涼子の下、
新設されたばかりの『特別病棟』で研修を受ける事になった。

 ある日、消灯後の使われていない筈の病棟から灯りが漏れているのを見かけた彼は、
不審に思い中を覗き、看護婦が患者に襲われている場面を目撃してしまう……。
その直後、彼は涼子から恐るべき計画への協力を要請される。
それは『妊娠補助役』の臨床試験。
看護婦を襲って、薬の効果を確かめろ、という突拍子もないものだった。
彼は、看護婦たちへの黒い欲望が湧き上がってくるのを感じ始めた……。

  ■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■

<はじめに-①>

 唐突ですが、どんな事にも流行(ブーム)ってありますよね?
Hゲーム(抜きゲー限定)の場合は、【ロリ→妹→姉→巨乳】といった流れだと思います。 
そして今、Hゲーム業界(抜きゲー限定)は、【妊娠】ブームに突入した模様?です。
…という事で、今回プレイした【特別病棟】は、妊娠を題材にしたHゲームでした。


<はじめに-②>

 BISHOPといえば、学園を舞台にした女子○生陵辱メーカーの印象が強いのですが、
今作の舞台設定は病院で、看護婦陵辱Hゲームです。
舞台設定やHの題材が変わっても、相変わらず陵辱路線を貫き通している所や、
ヒロイン設定・多汁・着衣H等にこだわっている辺りは、このメーカーさんの特徴ですね。
主人公による単独陵辱Hのイメージもあったのですが、今回は輪姦Hが大幅増量しています。
多人数Hでエロ度アップさせているのかな?なんて考えたりもしましたが、
細かい事ははさて置き、Hが濃さそなので期待してプレイしました。


<キャラクター>

 前置きが長くなりましたが、まずはキャラクター紹介から…。
キャラクター設定は、Hゲーム定番のラインナップになってますね。
手短に書きますが、Hの対象になる女性陣は下記の通りです。

 成瀬 瞳 : おしとやかな優しい看護婦。(Hゲーム王道の清純派ヒロイン担当。)
 成瀬知佳 : 瞳の妹で、元気な新米看護婦。(ロリ&ツインテール担当。)
 篠原かなめ : おとなしくてドジな看護婦。(眼鏡っ娘&巨乳担当。)
 高山和美 : 気性の激しい看護主任。(ボーイッシュ娘&ア○ル担当。)
 槙村涼子 : 特別病棟を取り仕切る女医。(先生&年上キャラ担当。)
 榊木裕子 : 病院で売店勤務する人妻。(人妻&年上キャラ担当。)
 榊木恵美 : 病弱な裕子の娘。(ロリ患者&裕子のHシーン補助担当。)

う〜ん、無難なキャスティングですが、もう少し新鮮さが欲しいですね。
これは、どのHゲームにも当てはまる事ですけど…。


<CV&音楽>

 まず最初に、このHゲームは女性フルボイスではありません。
日常シーンは音声無しで、Hシーンだけ音声があるパートボイス仕様です。
…う〜む、今の時代パートボイスってのはどうかと思いますね。
ゲームを進めていても違和感がありましたし、ヒロインの魅力も半減している感じがします。
個人的には、このキャラの声良い!とか、この人が上手い!とかは感じなかったので、
思い切ってボイス無しにして、ヒロインの数やHなCGの枚数とかを増やした方がいいかも?
なんて思ったりもします。
ただ、卑語が多めで消しが薄いのはプラスだと思います。

 音楽は、書く事が無いくらい全く印象に残ってません…。
陵辱タイプのHゲームなので、全体的に暗めの音楽が多かったかな?って感じたくらいですね。



<ストーリー>

 あらすじの時点である程度予測出来ますが、シチュエーション特化型の抜きゲーなので、
シナリオとかストーリーを期待するのは無駄ですね。
ストーリーの進行は、MAP上で攻略したいヒロインのいる場所を徘徊して、
イベントの発生やHシーン等の選択肢でEND分岐するという、至ってシンプルな設定です。
ただ、この部分もメーカーさんのこだわりなのか、攻略の難易度は高めでした。


<システム>

 ゲームを進める分には、特に気になる所は無かったです。
基本システムはしっかりしていて、多用するスキップやセーブの不具合もありませんでした。
修正ファイルが2つ出ているみたいですが、その内の1つは【腹ボテバッチ】という、
ゲームの不具合に関係無いオマケのようです。

 H内容のシステムとしては…
 
 【孕ませトリコロールシステム】 : 3色の妊娠補助薬で、Hシーンの内容&CGが変化。
    赤 : ヒロインの受胎率を向上させる薬で、普通?のHになります。
    白 : 主人公とヒロインの体液量がUPし、フィニッシュの時には汁まみれに…。
    青 : ヒロインが超敏感になり、絶頂時には白目を剥く程【マジイキ】します。
 【危険日設定】 : 危険日にHをする事で、Hシーンのテキスト内容が変化。
 【すけすけシステム】 : 通常シーンでヒロインの立ち絵を変更させたり下着が変化する。

等が売りのようです。

 次々と新しいアイデアを繰り出すメーカーさんには本当に頭が下がりますが、
…う〜ん、残念ながら万人受けするシステムでは無いですね。
ただ、このシチュエーションに共感できる人にとっては、素晴らしいHゲームだと思います。


<絵>

 原画は、玉姫金魚さん。
コレといった特徴の無い、Hゲームでよく見かける絵柄ですね。
……が!! 普通じゃない所が3ケ所あります。
<システム>部分に書いてある内容がソレに当てはまるのですが、

 ○ 青の薬でヒロインが超敏感になり、絶頂時に白目を剥く【マジイキ】CG。
 ○ 【すけすけシステム】で下着を選択していると、ゲームの進行により下着が変化。
 ○ 【腹ボテバッチ】を使う事で、ゲーム開始時からヒロイン全員が妊娠状態の立ち絵に…。

この部分は、色んな意味で楽しめました。
ただ、これも万人受けしそうな内容では無いので、興味の無い人にはどうでも良い事かもです。



<H>

  最近デフォルトになりつつある、フィニッシュ時の【中・外選択】や、
【口・顔選択】は標準装備になっていますし、
選択肢によってHシーンの内容が変化するのはとても良いです。
あと、Hシーン中の選択肢を増やす事で、プレイヤーを楽しませてくれるのも良かったです。

 ただ、Hだと思うのですが、全体的になんか中途半端な感じがします。
何が中途半端かというと、Hシーンにおいて一番大事な本番シーンが短いんですよね。
前作の【放課後】で、抜かずの三連発なんかがあったのが私の記憶にあるのかもしれませんが、
ちゃんとしたHの部分が少し淡白だったと感じました。
Hに雪崩れ込む導入部も大事ですが、何より肝心なのは本番Hの濃厚さだと思います。
陵辱モノのHゲームでテキストの濃さを求めるのは酷かもしれませんが、
もう少し工夫して欲しかったですね。

 色々文句はありますが、エロかったのは確かなのと、Hシーンが多かったのは良かったです。
前述しているように、着衣Hが多かったのと、Hの構図なんかも良かったです。
汁好きで透明感のある独特な汁描写が好きな人は、多汁の部分も堪能できると思います。
(汁が多いのは良いんですけど、個人的にはコノ描写はあまり好きでは無いのですが…。)



  ■■■まとめ&投稿人への投票■■■

<まとめ>

 一言で書くと、Hシチュエーション特化型の抜きゲーですね。
フィニッシュ選択時は中出し!って決めている人で、その延長線を求める人は買いましょう。
ありきたりのエロゲーでは少々物足りないという人は、買ってみても良いかもです。
純愛ゲームが好きな人や、ストーリーを重視する人は、手を出さないように注意しましょう。

 個人的なお気に入りは、【すけすけシステム】と、【マジイキ】CGと、【腹ボテバッチ】。
なんだかんだ不満を書ましたが、新しいシチュエーションってのは新鮮で良かったです。


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