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始めに
今日は、絵柄と、内容の関係について考えて見た。
「俺は〜の原画が好きぃ〜」
「ドアホがぁぁぁぁ」
絵より中身だろうが中身。ゲームクソなら絵もなんもないわっ…
と言いたいところだが、ぶっちゃけた話、負け犬になってくると、どんなクソゲーを掴まされても
絵柄さえ良ければ—
「まっ、高いCG集買ったと思えば♪」
とクソゲーを買った自分を庇う情けない自己肯定の言葉で締めくくられるようになる。
いいんだよ、ゲームより絵柄が良かったんだから(…俺と同じ負け犬根性染みついた奴いないかな)
そういう訳で絵柄はゲームの購入と、ダメだった場合の保険として大変大切な要素であります。
少なくても、クソゲーの場合、シナリオが良いのに絵柄がダメ…な場合そもそも絵の時点で
買ってない訳で、クソゲーだけど絵柄は…という言い訳は巷に溢れていると思われます。
さて絵柄、大きく分けると、オカズ系ゲーム(ヌキゲ)に合った絵柄と、純愛系ゲームにあった絵柄の
二つに分けられます。
独断と偏見でその雰囲気が書かせて貰いますと、
オカズ系ゲーム(ヌキゲ)は線がハッキリしていて、塗りも濃く体のラインが艶めかしい感じが多く、
純愛系ゲームは線が細く、淡い感じの塗りで少女漫画のキャラ的体のラインのほんわかな感じが多い(ような気がする)
それぞれ内容に合った絵柄なら、良いんですが、たま〜に、絵柄逆だろ…と言いたい場合があります。
絵柄が濃いのに純愛系…かな〜りの確率で売れません。
で今回紹介するゲームは、絵柄は純愛系で中身は凌辱…どうなんですかね?
感想
アドベンチャーとメーカーでも書かれていますが、実際はほぼノベル系。
選択肢を色々選び直してみましたが、ほぼ一本筋のルートへ戻ってくるので
あんまり意味はなく、アドベンチャーにしては、シナリオの感じが客観的ではなくほとんど、
主人公の心の内面も含めた語り風な感じで話は進んでいきます。
ヒロインキャラは3人。
ショートカットの健康少女。メガネ巨乳先生。黒髪のロングの美少女。
万人に配慮した分かり易いキャラ分けです。
「萌えエロ陵辱ADV」とメーカーにもありますが、萌え?が解らん(絵柄だけで萌えなのかやはり)
そんなに萌えんような気もする。
つ〜か萌える奴はヒロインのアナル執拗に責めんだろ
萌えはともかく、エッチは濃いです。
このゲームの核心の部分は、「謎の力で誰でもなすがまま(操り人形な訳ね)」
の部分で、主人公はスカした面してかなりアブノーマルな性癖のダークな奴なだけに、
ヒロインの意志とは無関係に、色んなエロパターンに持って行くことが出来ます。
3人に絞ったおかげで一人あたりのエッチも多く、最初は操られて行われていたエッチが
次第に虜になり、奴隷へと墜ちていく展開はねちっこいシナリオの描写もあって
なかなか良いです。
そして何より、上の「はじめに」で書いた通り、絵柄が結構純愛系気味に近い絵柄。
なのに凌辱。ここらあたりのギャップを良いと見るか、違うと感じるかで
かなりゲーム自体の評価が変わってくるように思いました。
ちなみに俺は、「結構良いかも」
エッチシーンがほとんどで、SM指向が強い主人公に色々されちゃうのに、
ヒロイン達は爽やか(純愛風味)、能力に係り淫乱そのもの、でも爽やか(純愛風味)
シナリオは小説から起こした感じの妙に描写にコダワリのある官能小説風、でも爽やか。
と、えげつないプレイの数々も以外にすっきりしたCGで治まるので、
見た目も良く、エロもプレイの内容自体は濃いので満足と良い方向に働いています。
これが逆に純愛系なのに濃い絵柄だと、爽やかな会話→濃い顔で言うな。
初めてのエッチ→に見えない卑猥な体つき。
と売れやしね〜ゲームが完成しそうなだけに、
やはり、「凌辱もので絵柄は純愛」は良しとなるかもしれません。
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