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大したことではないですが
クローバーは何の関係もありません。略して「クロハ」です。
パッケージはラメとか入ってて鮮やかですが、CD-ROMは銀色です。
ユーザー葉書が手書き風でいい感じです。
キャラクター
南雲 白兎 CV:一色ヒカル 主人公。双子の兄。熱血漢とは程遠い。
御子柴 玲亜 CV:文月かな メインヒロイン。双子の妹。妹なので言わずもがな、元気ハツラツ娘。
駒宮 ちまり CV:金田まひる サブヒロイン。主人公達の幼馴染。恐らくロリ系担当(?)。
南雲 夷月 CV:如月葵 主人公。双子の弟。ツッパってる期間はわりと短め。
御子柴 莉織 CV:楠鈴音 メインヒロイン。双子の姉。姉なので言わずもがな、おとなし系。
榊 円華 CV:YUKI サブヒロイン。主人公達の先輩。夷月のセックスなフレンド(←勿論ワケアリ)。
榊 賢治 CV:間寺司 円華の弟。超シスコン。数少ない悪役。ギャ○ック砲!(謎)
葉山 雄基 CV:大久保けんたろう 主人公達の幼馴染であり、白兎の親友。普通にイイ奴。
飛鳥 凛 CV:青山ゆかり 主人公達の幼馴染。メインカップル達の潤滑剤的存在になる時も。
乃木坂 久遠 CV:乃田あす実 莉織玲亜姉妹と共にやって来たメイド。攻略出来ないのがいと悲し。
ロベルト=イチモンヂ CV:中澤歩 南雲家の執事。○○○の常連で、○フェチ。答えはゲームの中に!
西園寺先生 CV:一条和矢 卒業までの主人公達の担任。本筋には絡んでないキャラだが、いないと寂しい。
感想
とりあえず、個別に感想を挙げてみます。
絵 全体的にロリな感じですが、嫌いって人は少ないんじゃないでしょうか?
テキスト
難解な漢字や単語は控えて、感情の表現は結構こまめに、過度の笑いはとりにいかない、
メリハリもついた、ゲームによく合っていて読みやすいテキストでした。
シナリオ
王道的なシナリオだったと思います。 紆余曲折を経てヒロインと仲良くなる→大きな壁に立ち向かう→それを乗り越えハッピーエンド 大体こんな感じです。設定上やや重い話もありますが安心してプレイ出来ます。
音楽
ゲームを邪魔しない、ではなくゲームを引き立ててくれる音楽でした。
どれをとっても雰囲気に合ってない曲はなかったように思います。 個人的にはタイトル画面で流れる『Clover
Heart's
suite』という曲がお気に入りです。
システム
快適です。 スキップの速度やオートモード時の待機時間も変更可能です。 勿論バックログでは音声再生も出来ます。 ディスクレスプレイ可能。ストレスを感じることはないでしょう。
声優
普通こんな項目無いですが(笑) 分かる人には分かってもらえると思いますが有名な声優さんが多数出演されてます。豪華! やっぱり有名な声優さんだと安心してプレイ出来ていいですよね?(←疑問形なのは気にしないで下さい)
立ち絵のないキャラ(クラスメイト等)の声もこれらの声優さんが担当されているので、
「あぁ、この声は○○さんだなぁ」というマニアックな楽しみ方も出来ます(笑)
その他&全体を通して
主人公が二人ってところで気付いた人も多いでしょう、このゲームにはザッピング(視点切り替え)があります。 ザッピングで面白いのは『同じ事象を違う視点から捉えた時』だと思うのですがこのゲームには それはほとんどありません。4章では起こる事象すら違います。 だからザッピングマニア(いるかどうかは別として)の方はご注意を。
上で4章という書き方をしましたが、このゲームは各主人公のシナリオが4つの章に分かれていて、
それぞれの章に2つのED(メインと派生)があります。
メインをクリアすることで次の章へ行くことが出来、派生をクリアすることで音楽鑑賞やCG鑑賞、
オマケシナリオが出来るようになります。
プレイする際は派生EDもしっかり見ましょう。 派生への分岐点もわかりやすいので難易度は低く、雰囲気をじっくり楽しめます。
白兎視点に登場するキャラは皆イイ奴で、先が大体読めてるのに涙腺が刺激されてしまいました。 イイ奴らをセオリー通り動かす、基本ってステキです。 夷月視点はやや重めです。ちょっと粘着気質な感じです。バッドEDもちょっと嫌な感じです。 でもメインシナリオに嫌悪感はなかったです。 本当は各章の感想も書こうかと思ってたんですが、しんどいんで無しの方向で(笑)
H度は純愛にしては高めです。手を抜いてません。この手のゲームでは珍しい気がします。
尺も長めですし、中か外か(何が?って訊くのは野暮ってもんです)もほぼ毎回選べます。
しかもこの選択は攻略に影響しない(と思う)ので、お好きにど〜ぞ!って感じです。
CG鑑賞画面もなかなかカッコイイです。CG鑑賞に凝ってるゲームって結構少ないと思います。
ちょっと気になったのがハモるべきところでハモってないことです。
キャラの左右に合わせて左右から音声が出る、というシステムがあるんですがこれが裏目に出たのかも?
推測でしかないですが。
かなり良質のゲームだったと思います。 絵、テキスト、シナリオ、音楽、システム、声優…どれをとっても高水準です。 では何故9点にしたのか?それは突出したものがなかったからです。あと自分が天邪鬼だから(笑) プレイしてる時はかなり面白いですが、器用過ぎて印象に残りにくいです。
悪いゲームでは決してありません、むしろ傑作です。是非このゲームの雰囲気を楽しんで下さい。
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