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初めに え〜、一言で言って思想『映画』です。 よって、ゲーム性を考えるよりどういう『映画』かの開設に終始したいと思います。
まず、この『映画』、第一章は終末思想バリバリです。 簡単に言うと終末○過ごし方(格だけ隠しても意味無いし(笑)映画版です。 一人ずつを攻略しながらその人間の人生を見る事に終始します。 そして、1週間経つと時がループ。振り出しに戻ります・・・が そこは都合の良い設定で主人公も少しずつループを知覚し始めます。
次に、主人公が全てに気付く第二章。 ここでは主人公が自分が8人を『連れて来たかった』事に気付くと共に、 『連れて来てはいけなかった自分の世界に連れて来てしまった』事にも気付きます。 そして、主人公は残りの7人を一人づつ送り返しながら『何か』に気付いて行きます。
そして、主人公が一人になる第三章。 ここで主人公は『人』について初めて確固たる物を持ちます。 ここらへんがこの『映画』の山場でしょう。 力を入れて見ましょう。名台詞も沢山登場するので 信念が弱い、または人の影響を受け易い方は人生観の変化にご注意を。 そうでない方もハンカチの御用意はお忘れなく。
最後に、とってつけたようなラスト第四章。 ・・・はっきり言って邪魔なような・・・。 折角盛り上がったのにちょっと醒めます。(というか9点なのもこれが原因) ちょっと後味を絞り込んでくれちゃいますが、 まあ流して見ましょう♪
え〜、以上四章形式ですが、全体的にテキストは重め。 ギャグも適度に含まれていますが、後半はそれを打ち消す勢いで重いです。 ついでに、一章の感想とは矛盾するのですが、かなり終○の過ごし方への アンチテーゼが含まれているような感じも受けました。 (ループやら最後の一言やらに滲み出ているような気が・・・)
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