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  投稿エロゲー感想者*らぴ夫

  ZAP! THE MAGIC(TOPCAT/1996-09-07)

 エロゲーのジャンル カードバトルADV
 エロゲー感想者の満足度
 夜のオカズ度
 CG枚数
40 使い回し除く
 エッチCGの比率
70%
 音声の有無
 あり
CDの枚数
 1
 ゲーム属性


  ■■■簡単な紹介■■■

ここは魔法の国トライフル。この地に伝わる魔法の一つに「タロット魔法」という魔法が存在します。
魔法のタロットを自在に操り、怪物を召還したり、炎の雨を降らせたり・・・。
ネージュとマフィンは、共に大タロットマスターのシフォン先生の元で修行している見習いタロット使いです。
ある日、ネージュが家に戻ってみると、シフォン先生の姿が見あたりません・・・何者かに誘拐?
さぁ、マフィンと共に、先生を救出する為の旅を始めましょう!


  ■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■

初めに

 なんで今更、こんな7年前のゲームソフトを…と不可解に思った方も多いのではないかと思う。
 ネタがない(苦笑)訳ではないんだが、ちょっと驚いたので…

 いや、このゲームを作ったTOPCATさん、ご存知の方も多いかと思うけど、これに書いてある通り
 もう解散しちゃって存在しない訳です。

 そう、無くなったメーカーの末路と言えば大体。

 いきなり、HP消滅はあたりまえ、酷いとこになると、会社自体が、夜逃げか撤収かで
 ソフトに書いてある連絡先に電話すれば…「現在使われておりません」
 その場に行けば既にもぬけの殻

 群雄割拠しずぎの今のエロゲー界では、これからもこんな悲惨な末路をたどるメーカーも
 でてくることでしょう。

 しかし、困るのは買った購入者。
 サポートは受けられないどころか、会社が存在しない以上アップデートなど一生受けれません。

 そんななか、このTOPCATさん。
 2001年に解散してから、もう2年経つのに今だちゃんとHPが残ってサポートを続けてる…

 りっぱです。りっぱ過ぎです。こんなことなら、ワゴンで良く見かけるReNN買っておけば良かった(涙)
 大変感動いたしました。
 未だに昔作った製品情報も見れますのでせめてもの恩返しに感想でも書こうと…

 あっ…もう売ってね〜よこのゲーム(苦笑)


キャラ

■ネージュ                     
 物語の主人公、14歳の男の子、大魔導師シフォンの 
 元で修行中、同僚に2つ年上のマフィンがいる。   
 二人そろって素直だが、あまりお利口な方では無い。 
 マフィンには「ネー太」と呼ばれている。      


  …あぁ、よ〜く考えると年齢ヤバイじゃん。(苦笑)
  当時は、今のように
  「実はエルフで見た目ロリでも100歳…」みたいな苦肉の作戦をとることもなく、
  悠々とショタっぽいキャラもロリっぽいキャラも存在しえたんだね〜。
  とりあえず、自分の分身にはもってこいの、弱気系キャラである。

■マフィン                     
 物語の真の主人公、ヒロイン役で16歳、ネージュと共
 にシフォンの元でマジックタロットの修行をしている。
 ネージュよりも年上にも関わらず、その脳天気さで年下
 と間違われる事も多い。

  …弱気なオレをしかる気の強いヒロイン。
  こういう解かり易いシチュエーションは好きですね(笑)
  ヒロインの娘は実はだの、変な電波を受信する娘だの
  よりは、普通に好感もてます。
  16歳の微妙なお年頃も良し。

■シフォン                     
 マフィン達のお師匠様。              
 27歳とまだ若いが、マジックタロットを使用した魔法
 に関しては他の魔導師の追随を許していない。    
 黒タロット使いのマデーラに誘拐されるが、その割に抜
 け出しては「通りすがりの正義の味方」と称して様々な
 変装(コスプレ)を行いつつ、ネージュ達を助ける。 
 本当は幽閉されていないのかも(?)。

 ヤベェ…オレ、いつのまにか師匠と同じ歳に(驚愕)
 彼はこの歳にして、魔法の大家なのに、私は今だただのエロゲ好き…
 人生を考えさせられるキャラです。




内容

 有名ですが、「カードバトルゲーム」です。
 残念ながら、本体は実家にあって今回はプレイできませんでしたが、
 地図画面のメイン画面を選択するとイベントが発生して、カードバトルが始まる…
 という流れを繰り返す、「マップ選択型ADV」です。

 カードバトルと言いましても、熱血系によくある、
 血みどろの熱闘だの歓喜の涙だのはありません(ただの子供の玩具になぜここまで…)
 結構、のほほ〜んと話は進んで行きます。

 勝てないと話が進まないので、とにかく頑張るしかありませんが、色々な戦いを通して
 カードが集まってくると普通は先に進めます。

 この「カードを集める」ってのがこのゲームの一番の醍醐味ではないかと。

 このゲーム。ほんと当時としては考えられないほどカードバトルが面白く、そして多彩で
 色々なカードが存在します。

 中でも、何枚かのカードを組み合わせてこそ本領を発揮できるカードや、
 効果がやたらカッコ良いカードは、どうしても欲しくて、もう本編そっちのけで
 収集にはまってしまいます。

 手持ちのカードを戦闘用に厳選してデッキを組む(にやり)
 ここにこのゲームをやる甲斐があるんじゃないかと…
 ええそりゃもうエロなんか有ったのかすらサッパリで(苦笑)

 それよりも、ガーディアンのカードが1枚揃わない…揃わない…と
 悔しがってた覚えしかありません。



エッチ

 無きが如し…
 今メーカーページの製品案内を見ると、確かにエロCGも載ってることは載ってますが
 それを見ても記憶にないあたり、よほどエロは薄かったのでしょう。
 まあこれ目的で買う人はいません。

  ■■■まとめ■■■

カードゲーム狂いは一度やって欲しいですね、過去の遺産として。
今でもやってた事を思いだすくらい、毎日毎日カード集めてました。
結局全てのカードを揃えたのかまでは忘れましたが
楽しかった思い出だけが残っています。


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