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06 /13の更新 ・感想は投稿人の"スティード"さんです〜


  斬魔大聖デモンベイン(NitroPlus/2003-04-25)

エロゲーのジャンル 荒唐無稽スーパーロボットADV CDの枚数 本編枚 おまけ等 
エロゲー感想者の満足度    実質的CG枚数  800 枚(使い回し除く)
夜のオカズ度    エッチCGの比率  20パーセント
ゲーム属性   音声の有無  一部
アニメの有無  なし
■手短なゲームの内容
そこは科学と練金術により繁栄を極めた世界。
その世界の中心であるアーカムシティ。

この街は世界の中心であるが故に、魔術結社ブラックロッジによる破壊行為のみならず、
多くの犯罪が繰り返されてもいる。

そんな街に日々の食事さえままならない私立探偵を営む主人公は暮らしていた。
ある日アーカムシティの実質的権力を持つ覇道財閥の党首から、「魔道書を探して欲しい。」
という依頼を受ける・・・何故俺が?そもそも、もう魔術には関わりたくないんだ・・・。
そう思う主人公だが、提示された報酬額に惹かれ依頼を受ける事になる。

この先に起こる全てが、輪廻であり、運命だとも知らずに・・・。


■■ぶっちゃけたエロゲー感想
「とりあえず一言」

デモンベインのサントラ・・・買っちゃおうかな・・・。


「主な登場人物&その他」

①大十字 九郎
主人公。以前は大学で魔術を専攻していたが、分けあって今は私立探偵を営んでいる。

②アル・アジフ
世界最高峰の魔道書・ネクロノミコンの精。千年もの年月を過ごしているため実際の肉体を得ている。
見た目は少女(ロリ)だが、古風な口調・横暴な態度である。

③覇道 瑠璃
覇道財閥の党首。その若さにもかかわらず財閥の権力全てを握る才色兼備の女性。スタイル並。

④ライカ・クルセイド
教会で孤児院を営むシスター。主人公が町に来たときからの知り合いで、不安定な生活の主人公の面倒を見ている。頼りになるお姉さんタイプ・巨乳。

⑤メタトロン
アーカムシティの白天使。蒼白のボディーアーマーで身を包み、全身に仕組まれた武器で武装している。素性は不明だが、いつもどこからともなく現れ、ブラックロッジの破壊ロボから町を救っている正義の味方。

⑥サンダルフォン
ブラックロッジの工作員。メタトロンとは対照的に漆黒の容姿で、武術を駆使する。メタトロンに対し異常なほど殺意を抱いている。

⑦ドクターウエスト
ブラックロッジの科学者。性格に難があるが、その頭脳に関して右に出るものは無く、圧倒的な破壊力の破壊ロボで町を襲撃している。

⑧エルザ
ドクターウエストが作り出した人造人間。少女の容姿からは想像できないほどの戦闘能力を持つ。しかし自我を持つため、創造主と噛み合わないことが多い。

⑨マスターテリオン
ブラックロッジの首領。圧倒的な魔力を持つ魔術師。

⑩エセルドレーダ
最古の魔術書・ナコト写本の精。マスターテリオンに対し絶大な忠誠心を持つ。

※簡単に書きましたが、メーカーのホームページに絵・サンプルボイス付きで紹介されているので、そちらも参考にしてください☆


「シナリオ概要」

 奇想天外なシナリオで、なかなか面白いです。
作品の紹介からは真面目そうな雰囲気ですが、何気にギャグ場面が多く、
今までのニトロプラス作品ネタもあったりするので笑えます♪

・・・が、終盤に向かうにつれてシリアス調になり、魔道やら神・輪廻などの難解な内容がヒートアップするので、
難しい話が苦手な人には、かなり苦痛だと思います。

攻略できるキャラは、アル・瑠璃・ライカの三名のみで、選択肢により中盤あたりで各キャラのシナリオに分岐し、
それぞれ2〜3通りのエンディングがありますが、終盤の選択肢で分岐する程度です。

シナリオの長さは、じっくり進めて約14時間と長いです。序盤〜中盤後半までの、
ギャグ・戦闘シーンなどは面白いのですが、終盤の難解暴走っぷりには、結構飽きました。

私的にはアル→瑠璃→ライカの順に進めると、作品をより良く味わえると思います。
キャラ的には、やられキャラ・ドクターウェスト&エルザが面白くて気に入りました♪


「音声」

 音声の質に関しては、特に違和感は無く、よく出来ていると思います。
私的にはマスターテリオンの声が特に良かったです♪(おそらく有名な声優さん。)

・・・ただ、この作品「一部音声あり」なのです!
エロゲー購入基準に音声を重要項目にする私としては、かなりのマイナス要素でした。
(しかも、やってから気づいたので、余計に痛かった。)

もう少し愚痴を言いますと、

①今のご時世、フルボイスor女性キャラのみが主流なのに!一部ってのは無いだろ!
②前作ハローワールドの時の勢いは無いのか!
③アニメーションに力を入れたからって、音声を減らすな!・・・以上です。


「絵柄」
 若干、特徴のある絵柄ですが、私的には結構好きな部類でした。
キャラの立ち絵・CG共に綺麗ですし、武器・メカ・乗り物のCGは“さすがニトロプラス!”
と言える迫力の出来栄えでした。

魔術の術式を含んだCGなどは、特にカッコ良かったです☆CGの比率としては、
上記の数字の約80%が背景・メカCGです。


「アニメーション・ムービー」

 この作品の最大の見せ所が、巨大ロボの戦闘ムービーなのですが・・・

アニメの品質は良いですし、“エロゲーとして考えると”立体ムービーなんか凄く良い出来です!
ただ、ぶっちゃけて言いますと、全部序盤にしか使われていません。
それ以降は全く無しです!

ラストの激烈な戦闘にもありません。そして全部似たようなムービーばかりです。
OPのみでも良かったような気も・・・。


「エッチ」

 絵柄が綺麗なのでオカズには使えなくは無いのですが・・・
長いシナリオの割には少ないので不向きかと。

実際にボイス有りのエッチシーンは、アル・瑠璃・ライカ・エセルドレーダのみで、
ヒロイン軍に至っては中盤に前戯。終盤に本番。バットエンド時の陵辱。の3パターンのみ。
その他にも少しエッチシーンがありますがボイス無しです。

ぶっちゃけ、私的にはパンチラや胸チラなどのサービスショットの方が良かったです。
あ、触手シーンもあります(笑。
 エッチに関しても愚痴りますと、
※エッチシーンに男性ボイスはいらないよ!「うわぁ・・」とか、「くうぅ・・」とか・・・
こっちの息子が萎えるわ!以上です(笑。


「システム」

 音声は、各キャラ別に有無を選択できるので、男性ボイス嫌い(?)な方には便利かと思います。
あと初回クリアー後に、CG観覧・ムービー再生・シーン回想が選択できるようになりますが、
ハロワの時と同様に音楽再生がありません
(そんなにサントラを買わせたいのか?)。

あまり関係ありませんが、サントラには、サントラ専用のトレカが入っています♪


「その他」

 恒例となりますが、箱のサイズはDVDケース三枚分ほどとスリムです♪
また、初回版と通常版のパッケージが違います。
中身はトレカの種類が違うだけですが・・・私的には通常版の方がカッコいいと思います(パッケが)。

 今回は箱がスリムなので、前作ハローワールドのような失敗(ハロワの感想を参照。)
はなかった・・・はずだったんですが、今回は初回特典にやられました・・・。

この特典というのは、縦45cm横20cmのレストランのメニューのようなもので、
縦一列にデモンベインDisk1〜3を収納できるのに加え、登場するロボットのCG・キャラのサンプルCG
が掲載されているという、使用上かなり難のある品物です。

これが、またバックになかなか入んなくて(泣・・・っーか、本棚にも入んないし。
 あとは、Disk-2にウイルスドクター体験版なるものが収録されてます。
使用期間30日限定ですが、なかなか使いやすかったです♪

■■■まとめ
とりあえずは買って損はありません!(愚痴ばっか書いといて何ですが)

奇想天外なシナリオ・ロボット・ハードボイルド好きな方にはオススメです☆

逆に鬼畜・エロ重視・手軽なシナリオを求める人には、買わない方が無難でしょう。
できれば、コスト的に厳しくても、もう少し発売延期してでもフルボイス化してほしかったです・・・。

■絵や内容の詳細はここから〜
Nitro+


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