05 /27 の更新 |
・感想は投稿人の"突撃三士"さんです〜 |
月姫(TYPE-MOON/2000-12-29)
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エロゲーのジャンル |
伝奇ファンタジーサウンドノヴェル |
CDの枚数 |
本編1枚 おまけ等 0枚 |
エロゲー感想者の満足度 |
10点 |
実質的CG枚数 |
148 枚 |
夜のオカズ度 |
3点 |
エッチCGの比率 |
50パーセント |
ゲーム属性 |
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音声の有無 |
なし |
アニメの有無 |
なし |
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■手短なゲームの内容 |
モノの死にやすい部分をみることの出来る特殊な目を持つ少年、遠野志貴。 彼が8年ぶりに、実家である遠野の屋敷に戻ってきたときから物語は始まる。 街で起こる吸血鬼騒ぎ、それに巻き込まれていく志貴、明かされる過去、白い吸血鬼、教会の刺客・・・・・
彼女は言う。「私を殺した責任、とってもらうからね・・・・・」
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■■ぶっちゃけたエロゲー感想 |
【初めに】
前回に引き続き、祝!TYPE−MOON商業化記念レビューとして彼らの原点、
「月姫」をレビューしてみたいと思います。
「月姫」、その関連本は商業誌だけでも20冊以上、同人誌でも50冊以上あると言う
同人ソフトとしては異常ともいえるほどの広がりを持っています。
さらに、今秋にはTVアニメまで放映予定とまできています。
コンシューマゲームでも及ばないほどの人気でしょう。 さて、その「月姫」ですが実際のゲームとしてはどうなのでしょうか?ちょっとみてみましょう。
【キャラ紹介】
遠野志貴・・・・主人公。モノの死にやすい部分が見える「直死の魔眼」を持つ少年。とにかく魅力的な主人公。
どう魅力的なのかは本編を参照。(説明になってないなぁ・・・(汗))
アルクェイド・ブリュンスタッド・・・・一応、正ヒロイン?真祖と呼ばれる吸血鬼のお姫様。
昼間に出歩いたり、血が嫌いだったりおよそ吸血鬼のイメージからかけ離れた存在。
ヒロインにはあるまじき、衝撃的な登場をしてくれる。
シエル・・・・志貴の学校の先輩。一言で言うといい人。生徒のみならず、
教師にまで頼りにされており、いつも忙しそうに学校を走り回って問題を解決している
便利屋さんと化している。志貴にとって、何でもない日常の象徴みたいな人。
遠野秋葉・・・・志貴の一歳年下の妹にして、富豪遠野家の現当主。
幼いときから、跡取りとして育てられたため、妹としてのかわいげがない。
志貴にはいろいろと複雑な感情を持っている。
翡翠&琥珀・・・・遠野家に仕える、たった二人の使用人。双子の少女で、琥珀が姉、翡翠が妹。
琥珀はいつも笑みを絶やさぬ明るい性格だが、翡翠は無表情と、
顔はうり二つだが性格は正反対だったりする。
以上、メインキャラの紹介終わり。サブキャラは割愛します。
【シナリオ】
イイです。はっきり言って、そこら辺のゲームよりも遙かにイイ。 何がイイかというと、まず一つは志貴がすごく魅力的なのです。そのおかげで、ヒロインたちもしっかり輝いて見えます。
大抵こういうゲームでは主人公は没個性の何とも影の薄い奴になりがちですが、
志貴はしっかりとその存在感をアピールしています。 続いて上げられるのが、物語の格好良さでしょうか。 熱血というより、クール。熱くなると言うより、背筋がぞくぞくする感じです。 まあ、口で説明するのは難しいので実際にやってみないとわからないでしょう。
最後に、世界観の深さでしょう。
ファンタジーと言われる分野では、この世界観が物語の重要なファクターになります。
これがお粗末では面白い物語は生まれないでしょう。 その点、この物語はしっかりとしています。まあ、好き嫌いは有るかもしれませんが。
やったことがある人はそれぞれ意見があるかもしれませんが、自分はこの三つに魅力を感じました。 一番の魅力はこのいろんな点に魅力を感じれるというのが一番の魅力かもしれません。
【その他】
システム・BGM・グラフィック。いずれも、レベルはいまいちとしか言いようがありません。
システムについては、あるフリーソフトを使っています。サウンドノヴェルとしては最低限の機能はついていますが、
あくまで最低限です。使いにくい感じが多少有ります。
BGMのレベルは決して低くは有りません。
曲調も物語にあったものですし、ゲームプレーをきちんと盛り上げてくれます。しかし、
いかんせん曲数が少なく物足りないです。
グラフィック関連については、ちょっとばかり点が辛くなります。
背景は写真を加工した物、一枚絵&立ち絵は塗りが甘いと他の同人ソフトと比べてもレベルが低い。
デザインについても、エロに適した絵かというと・・・・どちらかというと、
少年漫画かなんかで使われた方が良いのかと思いました。
【エロ】
各キャラ、10〜13枚ほどCGが有ります。 エロ中心ではないゲームとしては多めですが、これには訳があります。
シーン自体は2〜3シーンと少ないのですが、クライマックス直前のエッチが長いのです。
CGにして6〜9枚ほど。このことから、志貴には絶倫超人などと呼ばれていたりします(笑)。
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■■■まとめ |
シナリオについては、秀逸。ただし、その他についてはいまいち。それが「月姫」の評価です。 とはいえ、おもしろさで言えば面白いと断言できます。
まあ単体でもう売っては居ないでしょうが・・・・・
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■絵や内容の詳細はここから〜 |
http://www.typemoon.com/
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