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中国の故事に「朝三暮四」(ちょうさん‐ぼし)という言葉があります。
まあ学校で習ったかとは思いますが、簡単に書きますと、
飼っている猿にトチの実を与えるのに、朝に三つ、暮れに四つやると言うと猿が少ないと怒ったため、
朝に四つ、暮れに三つやると言うと、たいそう喜んだという故事なんですが、
目先の違いに気をとられて、実際は同じであるのに気がつかない事
は、日常でもよくある話です。おいらもよく、マクドナルドの100円シェークとかバーガーが好きなので
買いに行くんですが、つい、通常価格のポテトLサイズまで買ってしまい、
気付いたら、合計額は、セットにしたのとあまり変わらなかったりとか(苦笑)
でなんでこんな故事を持ち出したかといいますと、エロゲーにもこの「朝三暮四」の面がありまして、
CGの枚数が多いと、すんげぇ〜嬉しいんですが。
その反面。差し分やそれに伴う調整などに時間がかかるので、ゲーム性の部分が減って
しまったりとか…
今回の学園3をプレイして、CG差し分抜きで155枚近い枚数に圧倒され、嬉しかったのですが、
あれ、なんか「朝三暮四」のような…オレ、猿なのか??
と思ったので、とりあえず感想をどうぞ。
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“その精液を浴びた女は、性的に興奮し発情して肉欲の虜になってしまう”
という特異体質の持ち主・千葉 景虎 (ちば かげとら)。
彼は、その能力とグループ企業の会長である父親の財力を使って、
幼い頃から女遊びに励んできたが、そのことで父親の不興を買い、
異国の地・ビクトルヴァーグ王国にある超名門校 『王立ヴィクシア学園』
に無理矢理留学させられてしまう。
世界中からセレブの子弟が集い勉学に励むというその学園で彼は “道化” として振る舞い、
周囲から嘲笑され蔑まれつつ過ごしていたが、姫と称えられる三人の女子学生——
『白銀の百合姫』 リディム 『黄金の薔薇姫』
シャスティ
『黒耀の蘭姫』
雪乃
と出会い、その美しさに心を奪われてしまう。
なんとしても彼女らを我がモノとするべく、献身的に自らに仕えるメイド・美鈴に
手伝わせながら、自らの特殊体質を活かし
底なしの悦辱に堕とすことを画策するのであった———
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学園シリーズもついに3作目ですが、ここにきて、
今までのBISHOPさんの基本システムであった
学園内をうろうろして、エロアイテムやヒロインを見つけてイベントを進める
探索型アドベンチャーシステムが無くなりました(涙)
正直、メンドクサイ、という面もあったかと思うのですが、
ただ悩む事もなくルートを選択していいくだけの単純なアドベンチャーより、
「ゲームをしている感」があり、以下に効率的な攻略をするか…
という楽しみがなくなったのは本当に残念です。
「朝三暮四」と書きましたのは、この点で、
エロCGはいつもより更に増えたけど、ゲーム性がなくなった。
トータルで見ると
局部カットインや、演出、描写への気合は、今まででも最高なので
いつも以上の出来なのですが
オイラの場合、あのゲームシステムが好きだっただけに、
別のゲーム性のあるシステムではなく、CGの枚数アップに向かってしまったところが
ほんと嬉しいような悲しいような複雑な気分です。
個人的には、枚数100枚くらいで、演出も今回くらいで、
ゲーム性があれば最強だったように思います。
ゲームは、以前より探索がない分シンプルなアドベンチャーで朝、一日に行う事を
選んで実行する形式になりました。
ぬぎぬぎシステム は健在で今回も、アドベンチャーシーンの
ヒロインは脱ぎ脱ぎ可能。
↓のように、破れた衣装状態も表示できるように進化してました(笑)
エッチシーンはヒロインを3人+メイドに絞込み、高貴な学園の華である姫達を
じっくりねっちりと篭絡していくエロ描写が細かい。
序盤の抵抗している初々しいところから、中盤以降のアヘ顔になるくらい悶えられる状態、
最後には、快楽の虜になったヒロインたちは自ら首輪を付け寵愛をねだるようになり、
乳首やクリトリスを肥大させ、白濁した本気汁を垂れ流して妊娠までせがむように
なるまで、これでもかと丁寧にCGの枚数を使い、演出に凝って作られている。
初回のプレイでは、ヒロインの一人のボテ腹エンドハーレムエンドで、
前作2のときのように、かなり油断してプレイしても刺されたり殺されたり
しませんでした。 あれ、プレイヤーに甘くなってるのか…
各ヒロインのエンドの他にハーレムなどもあるので、中盤くらいからセーブ
をとって色々クリアして見ようと思いまするちなみに、2ヒロイン攻略で
CGは70パーセントくらい。 CGのボリューム凄いな〜これは。
オイラのエロゲーの理想は、「ゲームとして遊べてエロい」
なので、満足度はやや低めにしときましたが、単純にヌキゲーをやって見たい。
という方には、いきなりお勧めするのがもったいない良い出来です。
ていうか、これやると、ショボイヌキゲーが本当にしょぼく感じることに(苦笑)
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