| ■■管理人の雑文■■ |
 ポリゴンや、SLGを除いたいわゆる「アドベンチャー系」のゲームとしては
久しぶりにどストライクに入ったので、やたら好評価です。
ちょっと褒めすぎなんじゃないかと思いますので、まあ話７割くらいで読んでください(笑)
さて。オイラは、不健康なことに夕食として、「ドーナツとコーヒー」を食べながら
感想書いてるんですが、ミスタードーナツのドーナツて、結構色々な新しいドーナツが発売されたり
ポンデリングとかでも、色んな種類に分かれてたりして、まあどれも美味しいのだけれども、
「いつでも食べたい」てドーナツは、結局一番の基本の基本オールドファッションだったりします。
そして、今回小公女シャルロットはエロゲーにおけるオールドファッション的な作りだったり
するわけです。 …いくら今喰いながらとはいえ訳わからんですねこれでは。
オールドファッションは、素朴な味で、いつ食べても飽きない、甘すぎず、子供から大人まで
好き嫌いの対象になりにくいドーナツです。
エロゲーの場合、いろんなジャンルがありますが、オールドファッションといえる作りは
エロゲーがPC98などややインストールとか面倒だった時代から、ウインドウズ９５によって
もろに一般にも広まった１５年くらい前に確立した「王道」と呼べる物語の流れで
「ちゃんと訳あってエロになる」
という、大原則に貫かれています。 エロい事をする為に、こういう舞台で、こういうヒロインでこういう
状況を作って、こういう偶然や理由があって、とにかくそんな流れで…
という感じでエロへの訳作りのような展開が王道とも言えるものでした。
この訳の部分が稚拙だと、シナリオを読んでいてツマラないし感情移入できない
しょ〜もないエロゲーができたりします。
また、近年、訳自体が「訳わからん…」 もう、とにかく説明のないままエロばかりが多い
作品もある意味ありだと思ってたら、寧ろ「ヌキゲー」として増え過ぎて
嬉しいような悲しいような。
とまあ、そんな中。小公女シャルロットは王道と言っても良い作品だと思います。
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| ■■簡単な紹介■■■ |
1889年——。
時は産業革命時代。舞台はヴィクトリア朝の英国。
数年前に両親を馬車の事故で失い、一人ぼっちになってしまった大富豪の青年が主人公。
愛する家族もなく、自堕落で退廃的な人生を送っていた。
広大な屋敷にはたくさんのメイドたちが働いているが、
そのほとんどが青年の財産を目当てに親戚たちが送り込んできた子飼いの女たちである。
そんな中、襲われていた一人の少女を町で拾い新しいメイドとして連れてくる。
寡黙なうえ引っ込み思案だが、一生懸命仕事を覚えようと働いているその姿を見た青年は、
かのメイドたちと違った清楚さをその少女に感じ、ある種の親近感を持ちかけていた。
しかしある晩、青年の寝室を寝巻き姿で訪れた彼女が 「……お情けを下さい」
と言ってしまったことで、運命は変わってしまう。
「この女もほかの女たちと一緒だ！ 私の財産が目当てなんだ！」
それから青年は昼夜を問わず、彼女の身体を弄び快楽の極みにつれていこうとする。
彼女の名前は 『シャルロット』 、蕾からその美しさをほころばせ始めた
ばかりの少女であった———。
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| ■■凄く略するとこんなエロゲーでした■■■ |
舞台は、メイド萌えなヴィクトリア朝の英国。
貧富の差が激しく、金はあるけど、家族を失い愛する事を恐れて鬱々とした生活をしている
貴族の青年。 家が成り上がりの貴族な事もあって旧来の貴族達からは冷たい目で
見られている。
そして、そんな主人公が町で助けてメイドにしたヒロイン。
助けてくれた恩になんとか報いたくて、何もないのでせめて体で…と主人公の寝室に
寝巻き姿で訪れたヒロインだか、主人公は、
その態度に「この女も周りと同じで金の為に誘惑しようとしているだけの女だ」
と誤解してしまう。
彼女の純粋な心に愛情を感じ初めていただけに更に強くなる憎悪。
そして、ヒロインは毎日の夜伽のメイドとして日々を送る事に…
という、「愛情のすれ違いを描いた作品」になってます。
ハードなエロや、調教は、愛の裏返しな訳で、 凌辱ではないです。
ただ、一見するとメイドを苛めているように見えるので、「和姦な凌辱ゲーム」
と言うことになるのか(苦笑)
毎日屋敷マップから好きなヒロインを２回選びイベントを進め、夜になると、メインヒロインの
シャルロットの調教をする。という流れ。
かつての名作「殻の中の小鳥」とルネ自体の出世作「もみじ」を足して割って
現代風にアレンジしたような雰囲気で、ヒロインの献身ぶりだけでなく、
屋敷の執事やメイドたち、無能な貴族達の中で唯一の心を許せる友人や、そのツンデレな妹など
周りの人間も魅力があり、女性ヒロインはみな攻略ができるので、かなり楽しい。
３０日後、フラグの立ったヒロインのルートにいきエンディングになるか、誰とも何もなく
普通にみんなで楽しくパーティで終わるかのエンドですが
ヒロインのエンドは今明かされる過去の出来事が衝撃で盛り上げてくれます。
調教の段階が１〜３まであり、少しずつエッチになるシャルロットを楽しむも良し。
あえて、処女のまま調教を続けるも良しと、エロの幅も広いです。
調教ばかりでなく、たまに昼間のイベントでの一緒に外で水浴びや、お風呂、トイレなど
違うとこでのエッチも新鮮。またシャルロットは真面目に日記を毎日付けているので
たまに覗き見るとそれはそれで興奮。
やっぱ、なんの理由もなくモテて、すぐエッチ可能なヌキゲーよりも困難や
理由があって愛を感じられる王道なエロゲーは、心に残ります。
やっぱエロゲーも愛だな。とヌキゲーばかりのオイラは反省しましたねほんとに。
乳首のくびれが特に好きなスカイハウス氏の絵柄もお奨めします。
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小公女シャルロット「ご主人様の処女人形」 (ルネ/2010-2-26)
