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■■■簡単な紹介■■■ |
東沖ノ鳥島には奇妙な不文律が存在した。 それは『キスをした者は両名共に逮捕、懲役5年の刑』というもの。 この島は『キス禁止島』なのである。 主人公は、物心ついた頃から『将来は、キス三昧の日々を送りたい』と強烈に願っていた。 ある夏の日、悪友とキスシーン満載の写真集を回し読みし、 いつか来るだろうキス三昧の日々を夢想する毎日を過ごしていた。 是が非でもキスというものを体験したい主人公は、幼なじみの女の子や知り合いの 女性にキスをさせて欲しいと頼み込み無理矢理キスを迫るのだが、その願いも叶わず… 『生き物に生存権が存在するように、俺にもしっかりとKISS権が存在するんだ!!!』 思い詰めた主人公は、やむなく島からの脱出を図るのだった… |
■はじめに&ラピ夫の独り言■ |
「キス」て言葉は、大変都合が良い感じがする。 なんというか、エロさを感じるんだけど、ピュアな感じもするし、肉感的というかネットリした雰囲気 を与える事もあるのに、甘酸っぱい恋の思い出でもあったりする。なんつ〜解釈の幅が広い言葉だろう。 実際、こうした使い勝手の良さから、恋愛もののタイトルやら歌詞=キスて単語。といっても 良いくらい定番である。…まあ、シックスナインとか、まんぐり返し、とか歌の歌詞に使うのもどうかと 思うので、妥当に決まってるんだが、昔よりも最近は捻りがないというか、舞台が北海道だから 「北へ」て、バカにしとんのか、ていうか、OPの歌詞まで「北へ北へ」と煩いんじゃ…とか思ったのと 同じく、オープニングから、「キスキス恋〜してるよっ」で始まるキミキスは言葉の幅の感じに ちょっぴりエロかったり切なかったりとまんまキスな生活のアニメだった。 キスって幅広いからやりやすいな〜なんか。 さて、そんな幅の広いキス。エロゲーでも純愛に陵辱にやたらタイトルの一部に使われていますが、 そんなKISS中のキス。といえば、オイラの中では今回の「KISS×〜」シリーズ。 エロゲーなだけに、エロい方向のキスの可能性を毎回のシリーズで模索してくれています。 もう第五弾。て、ほんとキスて言葉は幅広いな〜と改めて認識されるシリーズっぷりですが、 今回もそれはそれでやっぱり面白いし。 |
■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■ |
システムや内容 べた〜な会話選択型のアドベンチャーです。 システムもありがちで、むしろ、一番定番の「Cter」ボタンのスキップがなく、Enterキーボタンが スキップなので、押し過ぎると誤って選択肢を選んでしまったりして、使いづらい。 まあ、既読スキップなどはあるので、一度見たとこは楽なんですが、それ以外は使いづらいのが 印象です。 そんな感じで、ゲームのつくりも平凡。システムも平凡ながら、このゲームの このゲームたる売りはやはりシナリオ。好きなものとして、どんな感じに良いかと 言われると凄く説明しにくいのですが、シナリオ全体が、なんというか、良い意味で「幼稚」 これが、半端だとただの出来損ないの凡作なんですが、一貫して幼稚でどんくさくて なのに唐突だと、不思議な面白さを与えてくれます。 物語は、「キスをすると犯罪として逮捕される島」を舞台に、主人公がひたすら 「キスしてみてぇぇぇぇぇぇぇぇ」と悶える前半と、島を離れてキスが出来る…ていうか、キスしまくる のが普通な島(極端だなオイ) に流れ着いてからのキスを謳歌する後半と、更に後日譚。て感じ 「キスしたら犯罪」といったもともとの前提からしてアホですが、主人公やヒロイン達にとっては 真剣なお話な訳で、逮捕を覚悟でのキスをするか葛藤する主人公、やたらキスを忌み嫌う ヒロイン達、ていうか、キスはダメなのにセックスは良いのは一体とか、キスよりも フェラが人生で先な世界かよ…とか色々考えたらキリがない訳で、 プレイしているオイラは前提からして、想像できん展開に戸惑うやら 呆れるやらで、なんというか「世界を革命する力を」て感じ。 いや〜、そうそう、寺山修司とか、前衛的な芝居とかアングラなものとか、正直 安っぽかったり、白々しい感じがしたり、でも、なぜか気になる。みたいなシナリオ。 エロも変だ。展開も変だが、エッチシーンの会話もまたベタな会話からは微妙にズレてる。 会話→エロへの流れも唐突だったりアホだったりとホント心の中の着地点をうらぎってくれる あたりが逆に脳が刺激されるみたいで、エロく感じるてのは不思議なエロゲーだ。 このゲーム評価難しいよほんとに。 |
■■■結論■■■ |
4回最初からプレイして、2ルートのエンドを見ましたが、何気にバッドエンドも多数。 しかもどの選択肢が間違っていたのかいまいちわからず、島の女医さんと暮らしている ルートがエンド見れね〜 ドラマでいうと堤幸彦監督の「トリック」みたいな独特というか、変というか、そんな独自の世界観が 好きな人にぜひ。普通じゃない世界はドッキドキですよん。 |
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