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■■■簡単な紹介■■■ | ||
【あらすじ】 本州から少し南にある離島。 坂の多い島のふもとからずっと続く石段を登りきると、下の町や海まで一望できる高台になっており その高台の上に主人公・星野航(ほしの・わたる)たちの通う学園がある。 しかし島の産業の大部分を占めていた大企業の工場が来年撤退することになり、 学生の数は次第に減少していた。 島にあるもう一つの高台の上に学園の旧校舎を改装した寮がある。 寮生の減少にともない現在は主人公とヒロインたちのみが住んでいるその寮は、 島の住人からは主人公のハーレムだと噂されている。 そんな寮になぜかこの時期にやってきた転校生も巻き込み、 時には反発したりしながらもドタバタと楽しい毎日を過ごしていく。 戯画 サイト内より抜粋 |
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■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■ | ||
【始めに】 どうも、毎度おなじみ突撃三士です。 前回、間口が広いなどと評していただきましたが、自分としては結構偏ってるかなとはおもうんですよ。 らぴ夫さんとは反対方向に。 まあ、自分の手を出さない方面はらぴ夫さんを筆頭に歴々たるお方がレビューされているので、 自分は安心して自分の道を行くの訳ですが。 ということで、今回は戯画の「この青空に約束を—」のレビューをお送りしたいと思います。 美少女ゲームアワード2006大賞受賞するなど、各所で人気の本作。 本サイト内のアンケートでも第9位にランクイン。 さて、その実力はいかに? それでは、早速内容を見ていきましょう。 【シナリオ】 人生には約束された別れ、と言うのがあります。 例えれば、学生の卒業など。 この話は、その「約束された別れ」までどう過ごしていくか、と言うのが話の本筋なんですが…… これが、ぶれていない。コレが先ず一つ。 また、設定が上手く消化されている。 時系列的な発言、主人公たちの過去、セリフの関連性。 何処をとっても粗が見あたらず、上手く噛み合ってる。コレが二つめ。 そして、最後にテンポの良さ。 シリアスとコメディの間隔や、1シーンの長さ、セリフの間。 絶妙……というと言い過ぎかも知れませんが、なかなか上手い。 とまあ、ブツ切り箇条書きに褒めてみましたが、言ってしまうと非常に完成度が高い。 この自分をして、文句の付け所が出てこない。 というか、褒め言葉しか思いつきませんよ、これは。 うーん、凄い! 【グラフィック】 グラフィック関連で言いたいのは二つ。 出てくるキャラクター、ちょい役のサブキャラ含めて全員に立ち絵があること。 背景に差分があること。 一枚絵の枚数も多い方ですが、それ以上にこの2点は注目ですよ。 ほんと小さいところだけれど、作業量は並じゃないはず。 こういうところに拘っているのは、好感触ですね。 【BGM】 BGMは全44曲。うち、4曲がボーカル曲。あと、同社の別ソフトからの引用曲が5曲。 OP曲「allegretto〜そらときみ〜」はI’v、というかKOTOKOの曲。 挿入歌「Pieces」、ED曲「さよならのかわりに」はave;new作品。 OP曲はもちろん、とある場所で流れるED曲のヴァージョン違いは必聴。 イベントにあった上手い使い方でした。 【システム関連】 実は、初めて戯画のADVをやりましたが、システム周りはすっごい使いやすいですね。 今までのゲームの中でも1、2を争うくらいです……バルドシリーズをやっていて感じてましたけど、 ADVにするとそれが良く解る。 あと、回想モードがHシーンのみと全イベントの2種類があってちょっと驚き。 こういう系統のゲームは全イベント回想があると嬉しいですね。 |
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■■■ま・と・め■■■ | ||
全体的にケチの付け所がなく、非常に完成度の高い作品。 ここまで来ると、ホント脱帽です。 確かに大賞を取るだけのことはある作品でした。 allegrettoで駆け抜けた、掛け替えのない日々。忘れないよう、あの青空に約束を— |
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