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ポリアニ 〜ポリゴンアニメ美少女〜(TEATIME)/2006-11-17) エロゲー感想者 らぴ夫
画像
エロゲー感想者の満足度  6 点
夜のオカズ度  6 点
エロゲーのジャンル ポリゴン系アニメ盗撮ADV
メーカーHP http://www.teatime.ne.jp/
エロゲーの属性 エロ重視オカズゲーポリゴンゲー
DVD1枚組  CGのおおかな枚数 /ポリゴン(差し分含まず)
エッチCGの割合 80% 音声の有無 あり
システムの感触 普通 動画の有無 あり

 ▼中古ショップ参考

■■■簡単な紹介■■■

人知れず学園内の女子トイレや更衣室・部室のシャワールームなどに各種盗撮機材を仕掛け、
女子学生たちの裸身をビデオに記録、それを自宅で鑑賞するという違法行為に心酔している主人公。

その行動は慎重だが、コレクションしたビデオをネタに女子学生たちを脅迫し、辱めたいという欲望を肥大化。
ついには妄想と現実の区別がつかなくなり——。

■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■

はじめに

エロゲーだけでなく、人生にさえも言える気がするのですが
やはり「テーマ」とか「目標」みたいなものがないと何かを成し遂げることは
できても「継続して続けていく事」はとても難しいように思います。

エロゲーは会社でもある訳で、継続してなんぼの商売ですが、
ここ数年は特に、なんとなく流行りだけを狙ってるだけのメーカーが多いようで
流行りにのって1本は売れても続かない。こんな時こそ、しっかりと
エロゲーを作る上でのポリシーを持ったメーカーは光輝きます。

今回のゲームを作ったメーカーTEATIMEはそんな、エロゲーメーカーとしての
方針に迷いつつも踏みとどまったファンとしてはドキドキのメーカーの1つです。

TEATIMEのファン(ていうか俺だけですが)として思う、このメーカーの存在価値は
「ボリゴンとアニメの融合」この1点に尽きると思います。

ポリゴンはどうしても無機質で「可愛い」の要素も薄くなりがち… そんな弱点を
アニメと融合させて動きもあって可愛いアニメ系ポリゴンを発展させていく事。
それがこのメーカーの「継続していく条件」ではないかとさえ思います。

じっさい、失敗?も成功も重ねながら継続してこれているのは、ファンには
いつか、ポリアニメの最高のもんを作ってくれる。

そんな期待感を常にもたさせてくれているからだと思います。

過去のタイトルを振り返っても「雪蛍」とか今のスペックだと凄くスムーズで
衣服の着脱とかいい感じですし、「メイデンブリーダーシリーズ」
はゲームとしても楽しめました。

が、去年ファンにとっては衝撃の出来事が(笑)
なんと「ふた魔女」はポリゴンもアニメもない普通のアドベンチャー
流石に、ファンとしても買いませんでした(苦笑)
だって、こんなアドベンチャー、TEATIMEじゃなくても作れるし。
俺達が、俺たちがみたいのはこんなん、ただのアドベンチャーじゃね〜

正直、またポリゴンもアニメもないような道草みたなゲーム
(ポリゴンとアニメへ期待しまくってるからこその苦言ですが…))
作るなら、夢は他のメーカーで見るかと思うとこでした。

が、TEATIMEは帰ってきた。別ブランド名で出したエロ医は
復活としては十二分にエロくてポリゴンでアニメだった。

そして今回の作品。
さてタイトルは、もうこのメーカーに期待した一点の通りのタイトル。
どうなんでしょう。



感想

うーん、これはまた、判断に悩む出来だ(苦笑)

タイトル通りのゲームなんですが、ぶっちゃけ「モザイク」が妙にデカイ。
これだけでぶち壊してくれてる気が…

キャラは可愛いです。動きもループの動きは多いもののCGとうまく組み合わせて
結構いい感じに繋がっていて違和感はないしグッド。

ただ、ゲーム内容の「学園盗撮ゲー」としてのリアリティに限りなく欠ける
ヒロインであるのは凄い弱点だ。ヒロインのキャラがどいつも立ち過ぎていて
もはや、盗撮で怯えるとかではなく、展開により主人公の方が振り回されまくる
のは盗撮ゲーとしては異色すぎて違和感があるのと、学園自体も
豪華絢爛でプレイする人間の日常にない異世界な為、盗撮してる…
ていうリアリティが感じられない。そういう意味で「盗撮ゲー」ではないと思います。

ゲームとしては、いちおう、盗撮場所の選択とかありますが、
エルフの臭作〜鬼作シリーズのようなゲーム性を狙ったシステムというより、
アドベンチャーにおける選択肢のような使い方なので深い意味はなしので
普通の学園エロアドベンチャーとして捕らえた方が違和感がないかも。

難易度は、盗撮の難しさとかじゃなくて、なぜか分岐が凄く面倒で難しい気が…

最初のプレイでは「お触りモード」にすら接することなくゲームオーバーになったりと
意外に分岐やひっかけが多くて苦しみます。まさか、分岐で悩むタイプのゲームとは
思ってませんでした。

さて、「お触りモード」なんですが、これまた気になるモザイク。エロ医では気にならない
程度だったのに、おしかりでも受けたんですか、このもザイクの目立ち方は痛い。

エロ医のシステムを簡易にした感じでポリゴンで好きなとこを触れる訳ではなく、
ある箇所を触るとリアクションや体位が変わる方式。
視点の切り替えなどあって、モザイクが邪魔にならないシーンではなかなか
良いな〜と思いますがリアルボリゴンゲーほどの自由度はないので
まあ、ぼちぼちのシステム。エロ医ほどはオカズとはなりませんです。

■■■ま・と・め■■■

とにかく「モザイク」を目立たなくさせる技術のなさと、「盗撮ゲー」として捕らえた時のリアリティの無さ
が弱点。こんな学園あるかぁ〜といいたくなる学園のトイレとかにカメラしかけるのには、あまりに
リアリティなくてドキドキもないですし、なぜか立ち絵は無駄に眼鏡の思いこみの激しい主人公(自分)
の立ち絵を中心に展開するので、どうもクセがありすぎる。 キャラの可愛いぷりは良いのに
このキャラで盗撮の内容はちょっと変でした。 普通に学園ものとして作るが吉だったかと思います。

ちなみに、ブログでも書いてますけど、体験版の「ラブデス2」がついてくるんですが
これは良ぃぃぃぃぃ。こちらはリアルポリゴン系の弄りが可能で、モザイクも気にならない
サイズ、リアクションも豊富と、あまりに期待を持たせてくれる体験版です。

これも合わせるとこのゲームお買い得かな〜とも。 


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