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おまな2 おまえんち萌えてるぞ (FlyingShine黒/2006-02-24) エロゲー感想者 スティード
パッケージ
エロゲー感想者の満足度  7 点
夜のオカズ度  4 点
エロゲーのジャンル 義兄妹つゆだくひきこもりADV大盛り
メーカーHP http://www.flyingshine.com/
エロゲーの属性 エロ重視オカズゲーコメディ
 CGのおおかな枚数 /80枚(差し分含まず)
エッチCGの割合 70% 音声の有無 あり
CD 2枚 動画の有無 なし

中古参考

■■■簡単な紹介■■■

ころなは、街でスカウトに声をかけられ、くだらない深夜番組の水着エキストラとしてチラッと
TV出演することになった。
そして、ころなはとあるオーディションへのエントリーを勧められる。
保護者として渋ってみせる兄のあつしと、迷っているころなを乗せるため、
スカウトはうまいこと言って説得しまくる。

■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■

「序章」

 時期的には過ぎてしまいましたが、今回は「宿題を早めに終わらせておけばよかった!
・夏休みなんて青春といっしょに永久に置いてきた・気分はまだまだ!
などと様々な思い出を含んだ夏休み」ものです。・・・
ちなみに宿題を早めに〜に該当する方、エロゲはR18指定です。
いろんな意味で気を付けましょう(汗。



 この作品は一応シリーズものです。
続編というほどのことはありませんが、なるべくスムーズに作品を受け入れるために
前作を堪能してからプレイすることをオススメします。



「あらすじ」

 このシリーズに関して、あらすじを求めたところで大した意味はありませんが・・・
義妹をアイドルに育て上げ、その恩恵でおいしい思いをしようと、
元アイドルの母と自前のスタジオを持つ幼馴染の兄妹を巻き込んで、
夏休みを返上してスタジオで特訓(自主的なひきこもり)する。という感じで始まるお話です。



「感想」

 絵柄の良さと手頃な価格から前作を堪能していたので、季節も夏だし、
たまにはエロエロなのも・・・ということで今作をチョイスしました。

前作をプレイしてから時間を置き過ぎた為か、それとも、まともなストーリーものばかりに
浸り過ぎた為なのか、プレイ開始直後は、幾度と無く「こんな変態キャラだったっけ?」
な印象と、内容のアブノーマルさに困惑しましたが、
割りとすんなり受け入れ楽しめたあたり、
私のエロゲスキルはまだまだ成長しているようです。

 キャラについては、前作の3人に加え、幼馴染の兄妹とその母親、
さらに脇役も数人登場するなど、豪華になっています。
ちなみに今作は、主人公の義妹と幼馴染の妹がメインヒロインとなっており、
特にこの二人の犬猿な対立がとても面白いです。

 余談になりますが、脇役やちょっとしたところにパクリものが使われています。
例えば、脇役の一人に、韓ドラブームの火付け役となったヨ○様をパクッた
キャラが使われており、曲に“冬ソナ”のアレンジが使われていたり、
夏なのにマフラー&コートだったり、夜中に全裸+マフラーで徘徊していたり、
義妹に撲殺されたりと、こんな扱いで本人から訴えられないのか?
と思えるくらい面白いキャラになっています。
他には“よっちゃん○か”や“パ○ダーZ”などがあります・

 舞台設定は、前作から一年後の夏休みなので、格キャラの精神構造・価値観は
そのまま引き継がれており、蒸し暑い室内で裸体を曝け出すことなど気にしない、
むしろ当たり前だ!な武士と化しています。
特に従姉のほむらさんは、主人公と同等の猛者と化しており
、比較的まともなキャラだったように記憶していた私的には、
困惑を通り越し、悲しくなるほどでした。

 ゲームの進行は、選択肢による分岐方式で、義妹と幼馴染の妹のどちらを特訓させるか?
といったものがほとんどです。ただ、シナリオ自体は共通した部分が多い割りに、
エンディングはBADエンド(といってもまともなエンディングはありませんが)
も含めると20以上あり、加えて選択肢も多いため、攻略はかなり大変です。
(攻略サイトを活用したほうが良いかと思います。)

 ネタバレになるので、あまり詳しくは書きませんが、
今作は大きく2パートに分かれており、ある一定数のエンディングを迎えると
序盤の選択肢が増え、シナリオ・OPムービー・攻略キャラなどが多少変化します。

 その他には、夜間の特別イベントとして、クイズと露出徘徊訓練があります。
(前作でいう百物語的なものです。)
クイズは、昔どこかで見たことのあるようなクイズマシーンから出題される、
ジャンル別・4択早押しタイマン勝負・時間制限付で、先に3先取したほうが勝利となり、
もし間違えた場合は相手のポイントとなってしまうスリル満点なミニゲームです。
(初回クリア後にはプレイ回数・勝率などの詳細なデータが閲覧可能です。)
・・・露出徘徊訓練は、まぁそのまんまです。


 Hシーンに関しては、原画のつゆだく志向とアブノーマルなプレイが好きならば、
オカズとして申し分ありません。
内容としては、前作で比較的まともなジャンルをやり尽したためか、
アブノーマル路線まっしぐらです。特訓というストーリーに因んでSMものが多く、
束縛・バイブ・鞭・コスプレ・放尿・青姦・羞恥・レズ・3P・4Pなどがあります。
私的な意見としては、絵はぷにぷに感があって好きなのですが、
SM系は“まだ”抵抗感があり、思っていたよりオカズになりませんでした。
(あまり考えたくはありませんが、おそらく数年後にはSM系も制覇しているでしょう・・・。)



 システム関係は、基本的な設定項目はあるので問題ありませんが、
すこし表示にこだわっている面があり、一般的には、有・無とか、大きく・小さくなどといった
設定項目が、欲しい・いらん、でっかく・ちっこく、許す・許さんなどと主人公口調になっています。

 CG観覧・Hシーン回想・音楽再生(前作の音楽も聴けます)・達成率なども揃っていますが、
回想項目が各キャラの履歴書風になっており、各Hシーンのタイトルが
箇条書きになっているだけで、サンプル画像的なものが無く、加えてタイトル自体も、
難解な表現(萌える闘魂・まるで夏の蛾のように・捨て急ぐことなかれ・・・など)
なので、非常に分かりづらい部分もあります。

 私的なオススメとしては、OPムービーと歌曲の出来が非常に良いです。
OPムービーはシナリオ進行に応じて2パターンあり、歌曲もいわゆる電波系ですが、
その辺の“まともな”三流エロゲーソングに比べればとても良い出来です。
ムービーはメーカーHPからDL可能ですので、ご覧ください。


■■■ま・と・め■■■

前作に比べ、定価がおよそ倍になっておりますが、それに似合う分の出来栄えでした。
特に前作をプレイした方にはオススメです。

 メーカーHPから体験版がDLできますので、まずは体験版をお試しください。



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