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はじめに
なぜエロゲをするのか? それは人それぞれなんでしょうがそれぞれだけに
ゲームにも合う合わないが出てきます。
今回、エロさと濃さで買ったは良いがちょっと自分のツボ外れちまったかも。
というのも、エロは当然としてゲームに楽しさ、娯楽性を求めている
気楽に可愛くエッチに笑えればそれで良いのだ。
ある意味精神ゆるゆるである。
ところが、このゲーム容赦なく油断できないゲームだったのだ。
なんせ主人公の復讐が物語の根幹になってるから…
あいた〜ゲームのパッケージからじゃわからね〜よそんなの…
と悲嘆にくれましたね。
そんな訳で感想です。
感想
プレイヤーのエロの傾向によってはいくらでも満足度が増減するゲームです。
とりあえず俺がひいた設定から書くと、主人公は代議士の秘書の父と優しい母のもと
で育ったが、父が代議士の汚職の身代わりにされて自殺。母はその代議士の
愛人にされて主人公の目の前でいつも陵辱、しまいりゃ自身も陵辱の毎日を
過ごした末に母は発狂、自分は暗黒界へ…
でその復讐の相手が代議士の娘の三姉妹&友達。
…話が痛すぎる(涙)
なんつ〜か、その設定で興奮する奴もいるし、ダメな奴もいるが残念ながら
ダークなのダメなワシはアウト。お昼に毎日見てる榎本加奈子主演の復讐昼ドラ「虹のかなた」
よりも不幸なキャラの分身となってゲームを進めるのは体が拒否してるみたいです。
まあ実際のところ、そんな設定はぶっちゃけどうでも良くて、実際のゲームでの
流れは、学園から娘を誰からさらって来て監禁、陵辱→最初は抵抗もあっというまに
官能に溺れ奴隷化→また別の友達やらを確保を繰り返し
芋ずる式に陵辱キャラを増やしていくゲームで、単純に設定を引きずらなければ
オールエッチシーンに近い手ごろなオカズゲーともいえます。
物語全体としてのシナリオはどうでも良い感じですが一回あたりのエッチシーンにおける
テキスト量はまずまず多くてこれまたオカズ向きなセリフ多数。
なにより9人も攻略キャラいるので好きなキャラもできるかもしれない。
また、監禁する女の子が三人を超えると集団プレイも可能となるので
増えてきてダレることもなく安心。強いていえばエロしかないのでその事事態に
ダレる可能性はある…ここまで陵辱三昧だと、「あ〜デートして〜」とか思ってしまったり。
ここまで読んでシナリオに期待するバカはいないと思いますが
完全に、陵辱エロに特化したゲームといえます。
エロ
わざわざパッケに記載の「獲物はすべて処女」 「すべて良家の子女」
なんか頭の悪そうなコンプレックスを満たしてくれそうな売りですが、
惜しむらくは、あまりにエロ特化でオールエロイベントしかないおかげで
「どんな風に処女のお嬢様なのか」が各キャラごとにぼんやりと
していてインパクト薄い。 …というか、実際に監禁したらこんな感じ
だろうと思われるほど、相手の情報がない。
ある意味、記号が先行してる割には情報不足でオカズとしの盛り上がりに
欠ける感じ。ここはこっちの想像力ではなく、せっかくキャラデザまでして
色々設定あったんだから、最初にヒロイン側から視点の日常でも描いて
味付けをした上で陵辱ストーリーにもっていけばもっとプレイしていて
盛り上がれた感じがある。惜しい。
良いところとしては、複数プレイがあるおかげで捕まえてくる甲斐もあるし話も
続くし、またリアルに処女といいつつ、最初から感じまくりのエロゲ的な
ご都合主義を通してくれたおかげで設定の暗さほどの悲壮感はエロシーン
についてはない。単純にオカズ目的なら結構良作ともいえそうな感じ。
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