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08/16 の更新 | ・感想は投稿人の"無差別 流"さんです〜 | ||||||||||||||||||||||
魄冬 (ZenoS 2000.1.28) | |||||||||||||||||||||||
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■手短なゲームの内容 | |||||||||||||||||||||||
☆あらすじ 一組の男女が大晦日の一夜を鍾乳洞で過ごす風習、「五日夫婦」 旅館屋の息子である主人公と、 その幼なじみのあかねが今年の役に選ばれる。 都会暮らしを夢見る主人公にとっては さっさと終わらせたい面倒ごとでしかないが、 あかねにとってはそうではないようだ。 本番も押し迫った年の暮れ、 主人公は戦国時代の悲恋を繰り返し夢に見るようになる。 同じ夢を共有するあかねに、別人の心が乗り移るようになってくる。 取材に来たルポライター・瑞穂、 村に出没する謎めいた少女・響を巻き込んで、 物語は大晦日の「五日夫婦」に向けて急展開してゆく・・・。 ☆システム 見た目はアドベンチャーですが、 繰り返しプレイで選択肢が増え攻略キャラが増えるという、 『痕』と同じ形式になってます。 ルート分枝は少なく、わかりやすいので攻略は簡単でしょう。 1プレイ5時間程度。再プレイはスキップ多用で1時間。 一日で完全クリアできるボリュームですね。 CG・シーン回想・BGMがクリア後のおまけになります。 インターフェースは一昔前のスタンダード。 必要最低限のものにしぼられてます。 「既読のみスキップ」や文章速度調整がないのがツライところです。 |
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■■ぶっちゃけたエロゲー感想 | |||||||||||||||||||||||
歴史上の悲恋の人物が現代の人物に乗り移る。 どっかで聞いたような話です。 エロゲーだけでなくコンシューマにもライバルの多い題材でしょう。 このゲームでは、過去の人物の一人に 「恋人達を罠にはめて女子を自分のものにせんとするエロエロ公家」 を敵役として設定することで、陵辱ゲー風味を出しています。 これは、なかなかのヒットだと思います。 主人公はこのエロ公家の罠をかわすことでヒロイン達と結ばれるワケです。 失敗すれば、エロ公家の現代における化身、 「五日夫婦」の世話役である神主のじいさんに ヒロイン達は犯られてしまうという寸法です。 ミステリーな部分は、あまり期待できません。 上でバラしたようなことは、プレイのかなり早い段階で察しがつきますから。 純愛モノとしても、少し弱いですね。 キャラに萌えさせるタイプのゲームではないようです。 仲良しの女の子とともに窮地から脱出するというゲーム、 昔あった「洋館脱出モノ」に近いシナリオ感です。 ただ、冬の寒村でうごめくサスペンスという雰囲気は良くでていますすので、 パッケや宣伝のイメージで買ってもいいものだと思います。 ☆絵とH 素朴でかわいい感じのキャラですが、 塗りや光の処理でゲームにふさわしい重苦しさを出してウマイです。 ロリなキャラはもうちょっとぺたん子にしても良かったとおもいますが、 まぁこのあたりは趣味の問題でしょう。 Hシーンは全編に渡ってちりばめられています。 シーンが多い(15シーン)ぶん、枚数(1〜2枚)は控えめですが、 暗転などの演出がウマイのとツボを抑えた絵づくりをしているので、 プレイ中は枚数の少なさは感じませんでした。 改めて数えてみて少なさにびっくりしたぐらいです。 ハッピーエンドでヒロインと結ばれるシーンでは 枚数もテキストも気合入ってます。 が、純愛モノとしては弱いゲームですので、 ごほうび的なモノと考えるべきでしょう。 れよりも特筆すべきは、神主のじいさんによる陵辱シーンです。 無理やり、ではなく「堕とされる」という感じの陵辱ですね。 そこに至るまでのサスペンスの盛り上げが巧いので、 かなり興奮する仕上がりです。 主人公はなすすべもなく見るしかないので、 「寝取られ系」が苦手な人には向かないのですけれど。 もうひとつ。 戦国時代の悲恋の回想という形式で、 古風な言葉使いのエッチシーンも結構あります。 「ほっほっほっ・・・そなたのほとはもうこんなになっておじゃる」 「ああ・・・突いてたもれっ・・・もう我慢できぬのじゃっ」 ってな具合で。 なかなか新鮮で良いかもしれません(笑 |
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■■■まとめ | |||||||||||||||||||||||
純愛モノとしては期待に応えられないでしょう。 どちらかというと、罠をかわしてヒロインと結ばれるというサスペンス系。 特にバッドエンド系の盛り上がりはなかなかのものです。 このソフトで「寝取られ」の快感に気づくのもありでしょう。(←オレ) |
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■絵や内容の詳細はここから〜 | |||||||||||||||||||||||
ZenoS |