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エロゲーソフトの基本情報                     エロゲー感想者 管理人ラピオ 

巨乳魔女 (WAFFLE /2010-09-24) 

画像
エロゲー感想者の満足度 エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価マイナス星エロゲー評価マイナス星 8 点
夜のオカズ度 エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価マイナス星エロゲー評価マイナス星エロゲー評価マイナス星 7 点
メーカーバナー
現代ファンタジー学園巨乳ADV
ファンタジー淫魔
 メディア  DVD  1枚組
CGの枚数  CGのおおかな枚数 /80枚くらい
エッチCGの割合  80%    音声の有無  あり
システムの感触  良い 動画の有無 なし
エロゲーの通販・買取のPCショップうの屋さん。管理人もたまに利用中。
エロゲーソフトの感想

エロゲーは18歳以上の人間しか遊べない大人のゲームである。

 ただ、大人がプレイするからといって、内容までもが大人である訳ではなく、寧ろ、日ごろの
 ストレス社会に生きる大人だからこそ、童心に還れるような無邪気なエロコメや、
 あまり頭を使わない性欲のみに忠実なエロゲーがヌキゲーとしては多い。

 だからこそ、今回の感想する巨乳魔女のような、大人として読んでも興味深く
 ただオッパイが一杯出てくるから、巨乳ゲーという、安易さを超えた大人のこだわり。
  フェティシズムを感じさせてくれる作品は、エロゲーが「未熟な大人」の
 自慰の道具などではなく、エロもフェチも、文章だけでなく、
 映像も音も声も全てが表現可能だからこそ作れる

 最上の娯楽を与えてくれる作品

 でありえる事の可能性を感じさせてくれる。

 エロゲーが、発展→衰退→そして進化を続けていく為にも、進化の一つの道として
 これからもシナリオの鏡裕之氏や、WAFFLEには期待したくなる出来でした。

エロゲーソフトの紹介

21世紀、現代——。
主人公・辺出トモルは、付近では並ぶもののない大富豪・天摩家の洋館で働き始めたばかりだ。
本当ならば、同学年の連中はみな学園に通っているというのに、
主人公は進学せずに天摩家で住み込み奉公人をしている。
別に学力がなかったわけではない。ただ、天摩家で働かなければならない事情があったのだ。
それも自分のせいではなく、両親が過去になしたことのせいで……。

けれども、そんな自分のことを主人公は不遇だとは考えていない。
「かわいそう? そうなのかな……? おれ、別に自分のことをかわいそうって思ってないよ」
こんなご時世にちゃんと働き口もあって住む場所もある。それだけで充分じゃないかと思う。
もちろん、天摩家の当主・厳一郎にはずいぶん厳しいことを言われているけど
——正直、嫌われているみたいだけれど——それでも充分幸せだ。

執事の静女さんは怖いけど、黒服たちは賑やかだし、
それに、何よりも聖詩流お嬢様が優しい。
これで優里亜お嬢様もいたら、もっと楽しかったのだろうけど。
聖詩流の姉・優里亜お嬢様は、一ヵ月前から謎の失踪中だ。

そんなある日、トモルの人生を変える出来事が起こる。
メフィストフェレスよろしく、とんがり尻尾の悪魔がやってきて、契約を迫ってきたのだ。
魂をもらう代わりに、願いを叶えてくれると言う。だが、
トモルはファウスト博士ではない。
その声音、その眼差し。いつも見ているあの人に違いない。
トモルは、悪魔をじっと見てこう尋ねる。
「聖詩流お嬢様……ですよね?」

エロゲーソフトのまとめ

とにかく、ヌキゲーなのに、シナリオが面白い。

 そして、シナリオでヒロインの魅力が引き立つからこそエロがよりエロい。
  という、当たり前なのに、忘れてたような、エロの事実を教えてくれました。

 ヌキゲーの場合、オイラも反省しないといけないのでずか、
 なんというか、エッチシーンの数と、エロCGの枚数などで、ヌキゲーのして
 使えたか?などと評価してしまう傾向があり、メーカーもそれを察してか、最近では
  外箱のパッケージの側面などに「エロCG率100パーセント」とか「CG枚数〜枚」と
 いう形でデータとしてのヌキゲーを意識しているように思います。

 が、そうした安直なデータ主義は、現代のネット検索社会が見逃してしまっている
 何かと同じで、本当のエロとは何か?を見失いがちで、実際やたらCG枚数は
 エロに何枚使って〜エロシーンは何シーンいれて〜という計画性がやたら
 見えてしまう作品が乱発してしまいました。

 本作は、CGの枚数は80枚ととまあデータで見るとたいした事ない枚数に見られかねない
 ですが、オッパイのアングルにこだわり、体位の見せ方にも工夫し、何より
 ヒロイン達のシナリオにおける輝きがあるあとに、かな〜り、我慢させて我慢させて(笑)
 魅力を引き出した上で、エッチな毎日が始まるので、プレイヤーは感情移入の中で
 幸せなエロシーンを体感できる感じです。

 シナリオは、前作の巨乳ファンタジー(オイラの感想)がファンタジー世界での巨乳物語の
 意外性と面白成り上がり人生なシナリオが魅了的だったので、今回現代になって
 その面白さが無くなるのが残念に思っていたのですが、
 うほ〜い、一応前回の世界観が、現代まで続いてる感じで、リアル現代とは違い
 「魔族」の存在もある、現代ファンタジー世界を舞台にしておりました。良かった。

 そして、今回も、主人公は屋敷での最下層の奉公人が物語りは始まります。
  屋敷のお嬢様、聖詩流(セシル)と優里亜(ゆりあ)は雲の上の存在。
 そこから、始まるやたら主人公として人の良い彼のミラクルな日々と
 出生の秘密、そして、巨乳に囲まれた日々を描く物語が本作となります。

 物語はほぼ一本道に近く、最後付近の選択でエンドが変わる形式となっております。
 ヒロインは当然魅力的なのですが、脇を固める屋敷の人間達の個性、
 そして、当主の厳一郎の語るコーヒーに例えた人生への言葉などは
 はっとさせられました。

 後半のシナリオ分岐の中では、シスターのエンドへの分岐の流れが
 エロは少ないですが、なかなかシリアスで好きです。
 ぜひ見てないならシスターの流れのエンドも…

 これからも大人のエロゲーが全体の30パーセントくらいあれば
 良いのですが。 やはり、最善は極端に偏らず均衡を保てる姿勢を持てるか

 が何事も大切なのだと巨乳魔女に教わりました。 



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